[st-mybox title="この記事でわかること" fontawesome="fa-check-circle" bordercolor="#3d7a24" color="#3d7a24" bgcolor="#edf7e6"]

  • たまねぎの葉を青ねぎ代わりに使う方法と冷凍保存のコツ
  • 乾燥させた葉をマルチング材として畑で活かす手順
  • コンポストに投入して自家製堆肥をつくる方法 [/st-mybox]

たまねぎを収穫するとき、玉の部分だけ取り出して葉っぱをそのまま捨てていませんか?

実はこれ、ものすごくもったいないことをしています。たまねぎの葉って、食べられるだけじゃなくて、畑でも活躍できる優秀な素材なんです。今日は3つのポイントに分けて、丁寧に解説していきます。

最後まで読むと、「なんで今まで捨ててたんだろう!」って絶対に思いますよ。


①たまねぎの葉は「青ねぎ」代わりに食べられる!

まず最初のポイントは、食べる活用法です。

「え?たまねぎの葉って食べられるの?」と思った方も多いんじゃないでしょうか。答えはズバリ、食べられます。しかも、めちゃくちゃ美味しい。

たまねぎはねぎと同じユリ科(ヒガンバナ科)の仲間なので、風味や食感が青ねぎにとても近いんです。むしろ青ねぎよりもまろやかで食べやすいという方もいるくらいです。

どの部分が食べられる?

たまねぎの葉は、丸ごと全部食べられます。柔らかい先端の部分はもちろん、少し太くなった根元近くの部分も、火を通せば十分おいしく食べられます。

ただし、枯れていたり黄色くなって傷んでいる部分はカットしてください。青々として張りのある部分を使うのがポイントです。

[st-kaiwa2 r]葉が多くて全部食べきれないときはどうすればいいですか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]冷凍保存がおすすめです!洗ってしっかり水気を取って、小口切りにしてジッパー袋に入れるだけ。1〜2ヶ月ほど保存できて、凍ったまま味噌汁や炒め物に使えますよ。[/st-kaiwa1]

どんな料理に使える?

使い方は本当に幅広いです。

  • 薬味として:冷奴や味噌汁の上にちょこんと乗せるだけ。青ねぎと同じように使えます
  • 炒め物・卵料理に:たまご焼きに刻んで入れるだけで上品なねぎ玉子焼きに。豚肉と炒めてもクセがなく食べやすい
  • 味噌汁の具材に:ねぎの代わりに入れると甘みが出てとても上品な味になります

[st-kaiwa2 r]いつ収穫するのがベストですか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]2回ベストタイミングがあります。玉が太る前の若い葉と、収穫直後の葉です。玉が太る前は葉が細くてやわらかく万能ねぎのように使えますが、取りすぎると玉の成長に影響するので1株から少量だけにしてくださいね。収穫直後の葉はどうせ取るので遠慮なく使えます![/st-kaiwa1]

冷凍保存で長持ちさせる

収穫したたまねぎの葉は、洗って水気を取り→小口切り→ジッパー袋で冷凍、これだけで1〜2ヶ月保存できます。凍ったまま味噌汁や炒め物に使えるので、とても便利です。

これ、一度やったら「なんで今まで捨ててたんだろう」って絶対思いますよ。


②たまねぎの葉は「マルチング材」として畑を守ってくれる!

2つ目のポイントは、畑の中で使う活用法です。「食べるのはちょっと…」という方にも、畑の中でじゅうぶん役に立てる方法があります。それがマルチングです。

マルチングって何?

マルチングとは、土の表面に何かを敷き詰めることで、雑草の成長を抑えたり、土の乾燥を防いだり、地温を調整したりする技術のことです。

農業では稲わらや腐葉土、ビニールマルチなどがよく使われますが、乾燥させたたまねぎの葉も立派なマルチング材として使えます。

たまねぎの葉マルチングのメリット

①雑草を抑える 土の表面に葉を10〜15センチほどの厚さで敷き詰めると、雑草に当たる光を遮断できます。雑草は光がないと発芽できないので、草取りの手間がぐっと減ります。

②保湿効果 夏の強い日差しの下、マルチングをすることで土の水分の蒸発を防ぎ、水やりの回数を減らすことができます。

③地温を安定させる 夏は地温の上昇を抑え、冬は霜から根を守ってくれます。夏野菜や根菜類を育てるときにとてもありがたい効果です。

④有機物として土に還る 時間が経つと、敷き詰めた葉っぱが分解されて有機物として土に還っていきます。微生物が分解することで土が豊かになり、長期的には土の改良にもつながります。一石四鳥です!

[st-kaiwa2 r]葉っぱをそのまま敷けばいいんですか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]いえ、1〜2日天日干ししてカサカサになるまで乾燥させてから使ってください。生のまま使うと腐りやすく病気の原因になることがあります。乾燥が甘いとカビも生えますので注意してください。[/st-kaiwa1]

使い方のコツと注意点

敷き方は、作物の株周りに円を描くように敷くのがベスト。根元に寄せすぎると蒸れることがあるので、株から少し離した部分から外側に向けて広げましょう。

注意点として、病気にかかっていた株の葉は使わないこと。べと病や軟腐病などに感染していた葉を畑に敷き込むと、病原菌を広げることになってしまいます。必ず健康な株の葉だけを選んでください。

また、大量に敷きすぎると土が蒸れて逆効果になることがあるので、厚さは5〜15センチ程度が目安です。

[st-kaiwa2 r]マルチングした葉っぱは後で取り除く必要がありますか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]そのまま放置してOKです!時間が経つと微生物が分解してくれて、自然と土に戻っていきます。次のシーズンには土が豊かになっているはずですよ。[/st-kaiwa1]


③たまねぎの葉は「コンポスト材料」として最高の肥料になる!

3つ目はコンポスト(堆肥化)としての活用です。「マルチングも食べるのも難しいな…」という方も、これだけはぜひやってほしいです。たまねぎの葉をコンポストに入れて自家製の堆肥(たいひ)を作る材料として使う方法です。

コンポストとは?

コンポストとは、野菜くずや落ち葉などの有機物を微生物の力で分解し、肥料(堆肥)に変える仕組みのことです。

家庭用のコンポスト容器はホームセンターで2,000〜5,000円ほどで購入でき、プランター菜園でも使いやすい小型のものも増えています。庭の一角に段ボールコンポストを置く方法もあります。

[st-kaiwa2 r]なぜたまねぎの葉がコンポストに向いているんですか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]たまねぎの葉は水分と繊維のバランスがよくて微生物が分解しやすい有機物なんです。刻んで小さくしてから投入すると分解がさらに早くなりますよ。また、たまねぎ特有の硫化アリルという成分が、土の中の有害な菌や害虫に軽い抑制効果を持つとも言われています。[/st-kaiwa1]

投入するときのポイント

コンポストに入れるときの大事なポイントは、炭素率(C/N比)を意識すること。

要するに「水分が多くて柔らかいもの(窒素系)」と「乾燥していて硬いもの(炭素系)」をバランスよく混ぜることが大切です。

たまねぎの葉は柔らかくて水分が多い窒素系の素材です。単体で大量に入れると発酵ではなく腐敗して悪臭の原因になります。

そこで、落ち葉・枯れ草・細かく砕いた枝・もみ殻・段ボールなどの炭素系素材と一緒に混ぜて投入するのがコツです。「窒素1:炭素3〜4」くらいの割合をイメージしましょう。

どれくらいで堆肥になる?

適切な水分と空気(定期的な切り返し)を与えれば、夏なら1〜3ヶ月ほどで堆肥になります。冬は微生物の活動が落ちますが、春になれば活発に分解が進んでいきます。

完成した堆肥は、黒くフカフカしていて、嫌な臭いがなく土のよい香りがする状態。これを菜園に混ぜ込むことで、肥料代を節約しながら土の質を高めることができます。

[st-kaiwa2 r]コンポストの管理が大変そうで心配です…[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]そんな方には、もっとかんたんな方法があります!たまねぎの葉を細かく刻んで土に直接すき込む(埋め込む)だけでもOKです。特に秋の終わりや冬の間に畑に埋め込んでおくと、春の作付けまでに分解が進んで土が豊かになりますよ。これを「残渣すき込み」と呼びます。道具も要らないので初心者の方にもおすすめです![/st-kaiwa1]

おすすめのコンポスト容器

コンポストを始めるなら、管理しやすい専用容器があると便利です。


まとめ|たまねぎの葉を「捨てない」習慣を始めよう

今日は「たまねぎの葉を捨てずに有効活用する3つの方法」をお伝えしました。

[st-step step_no="1"] 食べる 青ねぎと同じように料理に使える。薬味・炒め物・味噌汁など幅広く活用できる。刻んで冷凍しておけば1〜2ヶ月保存可能。 [/st-step]

[st-step step_no="2"] マルチング材にする 1〜2日天日干しして乾燥させてから土の表面に敷く。雑草を抑えて、保湿して、最終的には土に還ってくれる。病気の株の葉は使わないこと。 [/st-step]

[st-step step_no="3"] コンポストに入れる 炭素系素材(落ち葉・枯れ草など)と一緒に入れて良質な自家製堆肥を作る。コンポストがない方は土に直接すき込むだけでもOK。 [/st-step]

今まで「どうせ使えないから捨てよう」と思っていたものが、実はこんなに活躍できる素材だったんですね。家庭菜園の醍醐味のひとつは、こういう「捨てないで活かす知恵」にあると思っています。

ぜひ今年のたまねぎ収穫の時には、葉っぱも大切に使ってあげてください!

[st-mybox title="たまねぎの葉 活用まとめ" fontawesome="fa-leaf" bordercolor="#3d7a24" color="#3d7a24" bgcolor="#edf7e6"]

  • 葉は青ねぎ代わりに食べられる。冷凍で1〜2ヶ月保存OK
  • 天日干しして乾燥させてからマルチング材として使う
  • コンポストに入れるときは炭素系素材と混ぜる(窒素1:炭素3〜4) [/st-mybox]

おすすめの冷凍保存袋

たまねぎの葉の冷凍保存に、使いやすいジッパー袋があると便利です。


https://youtu.be/R5oW_MFxziE


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