[st-mybox title="この記事でわかること" fontawesome="fa-check-circle" color="#f79256" bordercolor="#f79256" bgcolor="#fff8f5" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • 最初の花を摘む理由と、どこまで摘むかの目安
  • 収穫量を増やす整枝・2〜3本仕立てのやり方
  • 花が咲いたら始めるべき追肥のタイミングと量
  • 落花を防ぐ水やりのコツと注意点

[/st-mybox]

ピーマンの白い花が咲いてくると、「いよいよだ!」とテンションが上がりますよね。でも実はですね、花が咲いたタイミングこそ、やるべき作業があるんです。これをやるかやらないかで、その後の収穫量が全然変わってきます。

今日は花が咲いたらやること、3つのポイントに絞ってお話しします。

  • ポイント1:最初の花は摘む「摘花・摘果」の話
  • ポイント2:余分な枝を整理する「整枝・わき芽かき」の話
  • ポイント3:株の体力を保つ「追肥と水やり」の話

ポイント1:最初の花は摘む「摘花・摘果」

まず結論からいきます。

ピーマンの最初の花は、咲いたら摘み取ってしまいましょう。

[st-kaiwa2 r]えっ、せっかく咲いた花を取るんですか!?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]気持ちはわかります!でもこれ、絶対やったほうがいいです。理由を説明しますね。[/st-kaiwa1]

なぜ最初の花を摘むのか

ホームセンターで買ってきた苗って、まだ根っこも茎もそんなに発達していないんです。いわば「体ができあがっていない子ども」みたいな状態。

その状態で実をつけてしまうと、株全体の栄養が実のほうに集中して使われてしまいます。本来は根を張ったり、茎を太くしたりすることに使ってほしいエネルギーが、全部実に持っていかれちゃうんです。

結果として何が起きるかというと、株の成長が止まって、その後の収穫量がガクッと落ちてしまう。最初の1個だけ実がなって、あとが続かない…という状態になりやすいんです。

どこの花を摘むの?

目安としては「一番花」と呼ばれる、一番最初に咲く花を摘みます。苗を植えてしばらくすると、最初の分岐点に1つ花が咲いてきます。これが一番花です。この花をポキッと手で折って取ってしまいましょう。

[st-kaiwa2 r]実がついてしまった場合はどうするんですか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]実が小さいうちに取ってしまって大丈夫ですよ。株がまだ小さいな・弱そうだなと感じるときは、2番花・3番花まで摘む方もいます。[/st-kaiwa1]

どのくらいまで摘むの?

目安としては、株の高さが30〜40センチくらいになって、枝が2〜3本にしっかり分かれて葉っぱも元気そうだなと感じたら、そこからは実をつけさせていい合図です。

焦らず株を育てることを優先する。これがピーマン栽培で長く収穫を楽しむための基本の考え方です。

ポイント2:余分な枝を整理する「整枝・わき芽かき」

続いてポイント2です。結論をいいます。

花が咲いてきたら、余分なわき芽を取って、枝の数を整理しましょう。

これが「整枝」という作業です。

[st-kaiwa2 r]放っておくとどうなるんですか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]ピーマンって放っておくと、あちこちからわき芽が出てきて、気づいたらジャングルみたいになっちゃうんです。枝が多すぎると日当たりが悪くなって、病気が出やすくなったり実の色づきが悪くなったりします。[/st-kaiwa1]

具体的にどうやるの?

ピーマンの整枝の基本は「3本仕立て」または「2本仕立て」です。

苗を植えると、最初の一番花のところで枝が2本に分かれます。この2本をそれぞれ伸ばしていきます。さらにそこから伸びると、また分岐して4本になっていく。そのときに、内側に向かって伸びている枝や細くて弱そうな枝を1本取って、合計3本で育てる、というのが「3本仕立て」のやり方です。

初心者の方は2本仕立てでシンプルに管理してもOKです。

わき芽はどこを取るの?

わき芽というのは、枝と葉の付け根から出てくる小さな新芽のことです。メインで育てている枝の数を超えないよう、付け根からかき取ってください。

特に、株の下のほう・地面に近い部分から出るわき芽は早めに取ってあげると、風通しが良くなって病気予防になります。

[st-kaiwa2 r]取るタイミングはいつがいいですか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]わき芽はできるだけ小さいうちに取るのがポイントです。大きくなってから取ると傷口が大きくなって病気が入りやすくなります。週に1回くらい株をチェックする習慣をつけて、ちょこちょこ取ってあげるのが一番楽ですよ。[/st-kaiwa1]

ポイント3:株の体力を保つ「追肥と水やり」

最後のポイントです。結論から。

花が咲いたら追肥を始めて、水やりの頻度も意識して上げましょう。

なぜ花が咲いたタイミングで追肥するの?

ピーマンは「肥料食い」と言われるくらい、たくさんの栄養を必要とする野菜です。特に実をつけ始めてからは、どんどん栄養を消費していきます。

植え付けのときの元肥の効果は時間が経つにつれて薄れていきます。花が咲き始めたタイミングというのは、ちょうど元肥の効果が切れてくる時期でもあるんですね。

[st-kaiwa2 r]肥料が切れるとどうなりますか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]実がなりにくくなったり、実が小さいまま止まってしまったりします。ここで追肥をしてあげることで、株が次々と花を咲かせて実をつけるための体力を保つことができます。[/st-kaiwa1]

追肥の量とやり方

追肥は2週間に1回くらいのペースで与えます。化成肥料なら株の周りにパラパラとまいて、土と軽く混ぜてあげてください。量は株1本あたりひとつかみ分くらい(約30グラム程度)が目安です。

あまり多く与えすぎると「肥料焼け」を起こして逆効果になるので、少なめでコンスタントに与えるのがコツです。

液体肥料を使う場合は、1週間〜10日に1回のペースで水やりのついでに与えるのがやりやすいですよ。

おすすめの液体肥料

水やりも花が咲いたら変える

花が咲いて実がつき始めると、ピーマンは水をぐんぐん吸うようになります。このタイミングで水やりの量や頻度を増やしてあげましょう。

目安は、土の表面が乾いたらたっぷりと。地植えの場合は週2〜3回、プランター栽培の場合は毎日でもOKです。特に夏場は乾燥しやすいので、朝のうちに水やりをする習慣をつけると植物にとって優しいです。

[st-kaiwa2 r]水が足りないとどうなりますか?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]「落花」といって、せっかく咲いた花がポロポロ落ちてしまいます。水やりをしっかりすることで、花が実に育つ確率が上がりますよ。[/st-kaiwa1]

水のやりすぎにも注意

ただ、水はやりすぎもよくないです。特にプランター栽培で受け皿に水がずっと溜まっていると、根腐れの原因になります。

水やりのあとに受け皿の水は捨てる、土がまだ湿っているときは水やりを待つ、という基本を守ってください。

まとめ

[st-mybox title="花が咲いたらやること3つ" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

[st-step step_no="1"]最初の花は摘む(摘花)[/st-step] 株が十分に育つ前に実をつけさせると後の収穫量が落ちます。一番花は思い切って摘みましょう。

[st-step step_no="2"]わき芽を取って枝を整理する(整枝)[/st-step] 2〜3本仕立てにして、風通しと日当たりを確保する。これが長く収穫を続けるための基本です。

[st-step step_no="3"]追肥と水やりを忘れずに[/st-step] 花が咲いたタイミングから追肥スタート。水やりも意識して増やしましょう。

[/st-mybox]

この3つ、どれか1個でもやっていなかった方はぜひ今日からやってみてください。「やってみたよ!」という方はコメントで教えてもらえると嬉しいです!

動画でも解説しています


おすすめのピーマン種


[st-mybox title="今回の作業に使うもの" fontawesome="fa-shopping-cart" color="#f79256" bordercolor="#f79256" bgcolor="#fff8f5" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"] 記事の中でご紹介した資材です。お手元にないものがあれば、こちらから確認できます。 [/st-mybox]