[st-mybox title="この記事でわかること" fontawesome="fa-check-circle" color="#f79256" bordercolor="#f79256" bgcolor="#fff8f5" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • トマトが甘くならないのは品種ではなく育て方という事実
  • 糖度をギュッと凝縮させる水やりを控えめにするコツ
  • 甘さを実に運ぶカリ肥料の管理(窒素のやりすぎ注意)
  • 最後の仕上げ完熟+日光を当てて収穫

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「赤くはなったけど、なんだか味がぼやけている」「お店のトマトみたいに、なかなか甘くならない」——そう感じたことはありませんか? じつはトマトの甘さは品種だけで決まるものではありません。育て方のほんの少しのコツを押さえるだけで、同じ苗でも糖度がグッと上がって、味の濃いトマトに変わります。

[st-kaiwa2 r]同じ苗でも甘くできるんですか? 何をすれば?[/st-kaiwa2 r]

[st-kaiwa1]大切なのは3つです。「①水やりを控えめにする」「②肥料、特にカリのバランスを意識する」「③完熟させて日光を当ててから収穫する」。どれも今日からできることばかり。順番に見ていきましょう。[/st-kaiwa1]

なぜ育て方で甘さが変わるのか

トマトの甘さは「水分の量」「肥料のバランス」「完熟と日光」で大きく変わります。お店のトマトが甘いのは品種だけの差ではなく、育て方の差。家庭菜園なら水を自分で加減でき、完熟まで木の上で待てるので、じつはお店より甘いトマトを作るチャンスがあるんです。

ポイント① 水やりを控えめにする

いちばん効果が大きいのがこれ。トマトは南米アンデスの乾燥地が原産で、もともと水が少ない環境の植物。少し乾き気味に育てると「水が足りない」と危機を感じ、実に糖分を蓄えて甘くなります。ブランドの「フルーツトマト」も、この“水を絞る”育て方で作られています。

ポイントは実が色づき始めたら水やりを減らすこと。日中、葉が少ししおれても、朝にシャキッと戻っていれば問題ありません。これがちょうどいい「水分ストレス」です。ただし苗が小さい時期は根を張らせるため水が必要。控えるのは実がつき始めてからです。

[st-kaiwa2 r]水を切りすぎても大丈夫ですか?[/st-kaiwa2 r]

[st-kaiwa1]やりすぎは禁物です。切りすぎるとお尻が黒くなる「尻腐れ病」、長く切った後に急にたっぷりやると皮が割れる「裂果」が出ます。「カラカラ」ではなく「やや乾き気味」、水やりは少しずつ一定のリズムで。プランターは土の表面が乾いてから少し置いてあげる程度でOKです。[/st-kaiwa1]

プランターの水管理がラクになるトマトの土

水のコントロールは土でもラクになります。水はけと保水のバランスがとれた専用培養土なら、初心者でも失敗しにくくなります。

[st-mybox title="ポイント①まとめ" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • 実が色づき始めたら水やりを減らす
  • 日中しおれて朝戻るのがちょうどいい水分ストレス
  • 切りすぎは尻腐れ・裂果の原因(苗の時期は控えない)

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ポイント② 肥料の管理、特にカリを意識する

結論は窒素のあげすぎに注意して、カリ肥料を切らさないこと。肥料の三要素は、窒素=葉肥(葉や茎を育てる)、リン酸=実肥(花や実をつける)、カリ=根肥(根を丈夫にし、実に糖分を運ぶ)。

注意したいのが窒素のやりすぎ。多すぎると葉や茎ばかり茂って実に栄養が回らない「つるぼけ」になり、葉は元気なのに実が甘くならず数も少ない残念な状態に。「葉は元気なのに実がならない・甘くない」ときは、まず窒素のやりすぎを疑ってください。一方カリは実に糖分を運ぶ“トラック”。実が甘くなる時期にしっかり効かせます。

[st-kaiwa1]追肥は一番下の房がピンポン玉くらいになったら開始し、2〜3週間に1回のペース。市販の「トマト専用肥料」が手軽で確実です。さらに甘さを追求するなら、実が色づく時期にカリ分の多い「硫酸カリ」や「草木灰」を少し足すのもおすすめです。[/st-kaiwa1]

甘さの要・カリをピンポイントで補える肥料

「窒素は控えめ、カリはしっかり」を実現するなら、カリだけを補える肥料が便利。実が色づく時期の糖分の運搬を後押しします。

[st-mybox title="ポイント②まとめ" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • 窒素のやりすぎは「つるぼけ」で甘さの敵
  • カリは実に糖分を運ぶ・切らさない
  • 追肥は最初の房がピンポン玉大から2〜3週に1回

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ポイント③ 完熟させて、日光を当てて収穫する

最後の仕上げは真っ赤に完熟するまで株の上で待ち、混み合った葉を整理して実に光を当てること。甘さは株についている間に葉の光合成で作られた糖分が実に溜まって生まれます。早採りすると、最後に甘さが乗る一番おいしい期間を逃してしまうんです。木の上で完熟させられるのは家庭菜園の特権です。

収穫はヘタの近くまで、お尻のほうまで赤く色づいてから。そして実の周りの葉や古い葉・黄色い葉を整理して光を当てます(風通しも良くなって病気予防にも)。ただし葉は糖分を作る工場なので取りすぎはNG。「実に光が当たる程度」に整えます。収穫は朝の涼しい時間がベスト。味が一番乗っています。

[st-mybox title="ポイント③まとめ" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • ヘタ・お尻まで真っ赤に完熟させてから収穫
  • 混み合った葉・古い葉を整理して実に日光を当てる(取りすぎ注意)
  • 収穫は朝の涼しい時間に

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まとめ

それでは今日のおさらいです。トマトを甘く美味しくする3つのコツはこちらでした。

[st-step step_no="1"]水やりを控えめにする[/st-step] 実が色づき始めたらやや乾き気味に育てて糖分を凝縮(切らしすぎは尻腐れ・裂果に注意)。

[st-step step_no="2"]肥料はカリを意識する[/st-step] 窒素のやりすぎ(つるぼけ)に注意し、カリを切らさず実に糖分を運ぶ。

[st-step step_no="3"]完熟させて日光を当てて収穫[/st-step] 株の上で真っ赤に完熟させ、葉を整理して光を当て、朝の涼しい時間に収穫。

この3つを意識するだけで、あなたのトマトは驚くほど甘く、味の濃いトマトに変わります。難しいことは一つもありません。ぜひご自宅のトマトで試してみてください。

[st-mybox title="今回の作業に使うもの" fontawesome="fa-shopping-cart" color="#f79256" bordercolor="#f79256" bgcolor="#fff8f5" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"] 記事の中でご紹介した資材です。お手元にないものがあれば、こちらから確認できます。 [/st-mybox]