[st-mybox title="この記事でわかること" fontawesome="fa-check-circle" color="#f79256" bordercolor="#f79256" bgcolor="#fff8f5" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • 秋に甘くなる夏まきニンジンを成功させる、発芽のコツ3つ
  • 春のキュウリが終わった後も長く採れる秋どりキュウリの育て方
  • 苗を買わずに種から育てる秋冬ブロッコリーの育苗スタート術

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7月と聞くと、「もう夏野菜は植え終わったし、次は秋まで何もすることがないんじゃないの」と思っている方、実はとても多いんです。でも、これは本当にもったいない考え方なんですね。

実は7月というのは、秋の収穫に向けたスタートダッシュの月なんです。ここで一手間かけるかどうかで、9月、10月、11月の食卓がまったく変わってきます。逆に言うと、7月に何もしないと、秋になってから「あのとき植えておけばよかった」と後悔することになります。

そこで今回は、初心者の方でも失敗しにくく、しかも植えるだけの価値が十分にある野菜を3つに絞ってご紹介します。結論からお伝えすると、7月に植えると最高な野菜は、①ニンジン、②秋どりキュウリ、③ブロッコリーの3つです。

[st-kaiwa2 r]えっ、ニンジンってこんな暑い時期にまくんですか?[/st-kaiwa2 r] [st-kaiwa1]驚かれますよね。でも大丈夫です。むしろ7月は夏まきニンジンにとって1年で一番いいタイミングなんですよ。この記事では、それぞれ「なぜ7月がベストなのか」と「初心者がつまずくポイント」、そして「成功のコツ」を順番に解説していきますね。[/st-kaiwa1]

① ニンジン|7月中旬〜下旬の夏まきが1年で一番おすすめ

まず1つ目は、ニンジンです。結論から言うと、ニンジンは7月中旬から下旬に種をまくのが、1年で一番おすすめのタイミングなんです。

理由は大きく2つあります。1つ目は、秋から冬にかけて収穫するニンジンは味が格段に良くなるからです。ニンジンは涼しくなってから育つと甘みがぐっと乗ってきて、みずみずしく、スーパーのニンジンとは別物の味になります。2つ目は、夏まきのニンジンは病害虫の被害が比較的少なく、初心者でも育てやすいからです。春まきのようにとう立ちする心配もほとんどありません。

ただし、夏まきニンジンには初心者が必ずつまずくポイントが1つだけあります。それが「発芽」です。「ニンジンは発芽すれば半分成功」と言われるくらい、最初の芽出しが最大の関門なんですね。裏を返せば、発芽さえクリアすれば、あとは間引きと土寄せくらいで手間はそれほどかかりません。

[st-kaiwa2 r]ニンジンの種って、なかなか芽が出ないイメージがあります……。[/st-kaiwa2 r] [st-kaiwa1]そうなんです。ニンジンの種は光がないと発芽しにくい「好光性種子」なので、土を薄くしかかぶせられません。つまり乾きやすいんです。7月の強い日差しだと、あっという間に表面がカラカラになってしまいます。だからこそ、発芽の3つのコツが大事なんですよ。[/st-kaiwa1]

[st-step step_no="1"]種まき前に土をしっかり湿らせる[/st-step] 薄くしか土をかぶせられない分、種をまく前にたっぷり水をまいて、土の中まで湿らせておきます。これが発芽率を大きく左右します。

[st-step step_no="2"]まいた後は乾燥対策のカバーをかける[/st-step] 薄く土をかぶせたら、その上にもみ殻や不織布、なければ新聞紙でもいいので乾燥を防ぐカバーを。発芽までの約1週間、土の表面を絶対に乾かさない。これだけを意識してください。

[st-step step_no="3"]雨の前日を狙ってまく[/st-step] 7月は夕立や台風の前など、雨が続くタイミングがあります。雨の前日にまけば自然が水やりをしてくれるので、成功率がぐっと上がります。晴れの日に無理せず、雨を利用するのが賢いやり方です。

発芽したら、本葉2〜3枚で1回目、本葉5〜6枚で2回目の間引きをして、最終的に株間を10センチほどにします。間引いた葉はかき揚げにするととても美味しいので、捨てずにぜひ食べてみてください。収穫は種まきから約100〜110日後。7月中旬にまけば、11月ごろに甘くて立派なニンジンが採れます。

種まきの前にふかふかの土を作っておくと、根がまっすぐ伸びて発芽もそろいやすくなります。少量で使いやすい牛ふん堆肥はこちらです。

[st-mybox title="ニンジンのまとめ" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • 7月中旬〜下旬まきで、11月ごろに甘いニンジンが収穫できる
  • 最大の関門は発芽。まく前の水やり・まいた後の乾燥対策がカギ
  • 雨の前日を狙えば、発芽率がぐっと上がる

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② 秋どりキュウリ|春のキュウリが終わった後もリレーで長く採れる

続いて2つ目は、秋どりキュウリです。「キュウリはもう春に植えたよ」という方も多いと思います。でも、その春のキュウリ、8月になると急に元気がなくなってきませんか。

実はキュウリは、収穫できる期間が意外と短い野菜なんです。株の寿命が来ると実つきが悪くなり、曲がったキュウリばかりになってきます。多くのご家庭では、お盆を過ぎるころに春植えのキュウリが終わってしまいます。そこでおすすめなのが、7月にもう一度植える「秋どりキュウリ」です。

7月上旬から中旬に種をまくか苗を植えれば、8月下旬から10月ごろまで、2回目の収穫期がやってきます。春のキュウリが終わるころに、ちょうどバトンタッチするように次が採れ始める。この「採れる期間のリレー」ができるのが最大の魅力です。

[st-kaiwa2 r]秋のキュウリって、真夏のものと何か違いがあるんですか?[/st-kaiwa2 r] [st-kaiwa1]いい質問ですね。9月以降は気温が下がるので、実の成長がゆっくりになります。真夏は1日見逃すとお化けキュウリになりますが、秋はゆっくり育つので収穫の適期を逃しにくいんです。毎日畑に行けない忙しい方にこそ、秋どりキュウリはおすすめですよ。[/st-kaiwa1]

それでは、秋どりキュウリを成功させるコツを3つお伝えします。

[st-step step_no="1"]「夏まき」「秋どり」の品種を選ぶ[/st-step] 種の袋に「夏まき」「秋どり」と書いてある品種を選びます。暑さや病気に強く作られているので、初心者はここで失敗のリスクを減らせます。袋の裏のまきどきカレンダーを必ず確認してください。

[st-step step_no="2"]植えつけ直後の暑さ対策をする[/st-step] 7月は一年で一番日差しが強い時期。株元にわらや刈り草を敷いて土の温度が上がりすぎるのを防ぎます。最初の1週間だけ遮光ネットや寒冷紗をかけると、活着がぐっと良くなります。

[st-step step_no="3"]水切れをさせない[/st-step] キュウリは実の90パーセント以上が水分。7〜8月は朝の涼しい時間帯にたっぷり水やりを。水が足りないと、苦いキュウリや曲がったキュウリの原因になります。

秋どりキュウリはつるがぐんぐん伸びるので、支柱とネットを早めに用意しておくと安心です。組み立てが簡単な家庭菜園向けのキュウリ棚セットはこちらです。

[st-mybox title="秋どりキュウリのまとめ" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • 7月上旬〜中旬に植えれば、春のキュウリの後、10月まで収穫できる
  • 「夏まき」「秋どり」用の品種を選ぶのが第一歩
  • 植えつけ直後の暑さ対策と、水切れさせないことがコツ

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③ ブロッコリー|7月は種から苗を育てるスタートの月

そして3つ目は、ブロッコリーです。「ブロッコリーって秋に植えるものじゃないの」と思った方、鋭いです。確かに畑に植えつけるのは8月下旬から9月。でも、その苗を種から育てるスタートが、まさに7月なんです。

7月中旬から下旬にポットで種をまき、約1か月かけて苗を育て、8月下旬に畑へ植えつける。これが秋冬ブロッコリーの王道スケジュールです。

[st-kaiwa2 r]苗を買ったほうが早くないですか?なぜ種から育てるんでしょう。[/st-kaiwa2 r] [st-kaiwa1]理由は3つあるんです。1つ目はコスト。苗は1株100円前後ですが、種なら1袋数百円で何十株分も育てられます。2つ目は植えつけ時期を自分で調整できること。3つ目は品種を選べることです。側花蕾が長く採れる品種を選べば、冬の間ずっと収穫が楽しめますよ。[/st-kaiwa1]

それでは、7月のブロッコリー育苗を成功させるコツを3つお伝えします。

[st-step step_no="1"]風通しの良い半日陰で育てる[/st-step] 7月の直射日光の下にポットを置くと、土がすぐ乾いて苗が弱ります。午前中だけ日が当たる場所や、寒冷紗で日差しを和らげた場所で管理してください。

[st-step step_no="2"]虫からしっかり守る[/st-step] ブロッコリーはアブラナ科で、モンシロチョウやコナガに狙われやすい野菜の代表です。ポットのうちから防虫ネットの中で育てるのが一番確実。育苗トレーごとネットで覆えば、卵を産みつけられる心配がぐっと減ります。

[st-step step_no="3"]水やりは朝にする[/st-step] 夕方にたっぷりあげると、夜の間に土がじめじめして苗が徒長したり病気が出やすくなります。朝あげて日中に適度に乾く。このリズムで、がっしりした良い苗に育ちます。

本葉が5〜6枚になったら畑に植えつけるサインです。8月下旬から9月上旬に植えつければ、11月から冬にかけて大きなブロッコリーが収穫できます。寒くなってから採れるブロッコリーは甘みが強く、茹でただけでも本当に美味しいですよ。

[st-mybox title="ブロッコリーのまとめ" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • 7月はポットで種をまき、苗を育てるスタートの月
  • 半日陰で管理し、防虫ネットで虫から守る
  • 水やりは朝。がっしりした苗が、冬の甘いブロッコリーになる

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まとめ

それでは今回のおさらいです。7月に植えると最高な野菜は次の3つでした。

[st-step step_no="1"]ニンジン(夏まき)[/st-step] 7月中旬〜下旬にまけば、11月に甘いニンジンが収穫できる。成功の鍵は発芽。まく前の水やり、まいた後の乾燥対策、雨の前日を狙うこと。

[st-step step_no="2"]秋どりキュウリ[/st-step] 7月上旬〜中旬に植えれば、春のキュウリの後、10月まで採れる。夏まき用の品種を選び、暑さ対策と水切れ防止を。

[st-step step_no="3"]ブロッコリー[/st-step] 7月はポットで種をまいて苗を育てるスタートの月。半日陰で管理し、防虫ネットで守り、水やりは朝に。

7月は暑くて畑に出るのも大変な時期です。でも、この時期にほんの少し動いておくだけで、秋から冬の収穫が本当に豊かになります。全部やる必要はありません。まずは3つのうち、どれか1つでもいいので、ぜひ挑戦してみてください。

[st-mybox title="今回の作業に使うもの" fontawesome="fa-shopping-cart" color="#f79256" bordercolor="#f79256" bgcolor="#fff8f5" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"] 記事の中でご紹介した資材です。お手元にないものがあれば、こちらから確認できます。 [/st-mybox]


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