[st-mybox title="この記事でわかること" fontawesome="fa-check-circle" color="#f79256" bordercolor="#f79256" bgcolor="#fff8f5" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • キュウリの後作で絶対に避けるべき野菜と、おすすめの3グループ
  • 片付けと土壌改善の具体的な手順と数字(堆肥・石灰の量まで)
  • 元肥を「いつもの半分」にする理由
  • 白菜・大根・玉ねぎの逆算スケジュール

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今日のテーマは「キュウリの後作」です。夏の間、毎日のように収穫させてくれたキュウリも、8月に入るとだんだん元気がなくなってきますよね。葉っぱが黄色くなって、実が曲がって、うどんこ病が広がって……。「そろそろ終わりかな」と感じている方も多いと思います。

そこで気になるのが、「このあと、この場所に何を植えたらいいの?」という問題です。

先に結論からお伝えします。キュウリの後作で大事なことは、たった3つです。

[st-kaiwa2 r]キュウリを抜いたら、すぐに白菜の苗を植えちゃダメなんですか?[/st-kaiwa2 r]

[st-kaiwa1]それが、いちばんやってはいけないパターンなんです。キュウリを抜いた翌日にそのまま植えてしまうと、育たない、虫にやられる、病気が出る、という三重苦になりかねません。せっかく苗を買ってきても、土がボロボロのままだと、そもそもスタートラインに立てていない状態なんですよ。[/st-kaiwa1]

実は、家庭菜園でいちばんもったいない失敗が、この「後作の準備不足」なんです。

今日は、ホームセンターで買える資材だけを使って、初心者の方でも今日から実践できるやり方でお話ししていきます。特に2つ目の「土壌改善」は、いちばん時間をかけて、具体的な数字まで含めて詳しく解説します。

ポイント① 後作は「ウリ科以外」から選ぶ

まず結論です。キュウリのあとに植える野菜は、ウリ科を避けて、アブラナ科・マメ科・ネギ類のどれかから選んでください。これが基本になります。

なぜウリ科を避けるのか

理由は「連作障害」です。同じ場所に、同じ科の野菜を続けて作ることで、生育が悪くなる現象のことですね。よく「土の栄養が偏るから」と説明されますが、実はそれだけではありません。もっと大きな原因は、土の中に残る「病原菌」と「センチュウ」なんです。

キュウリはウリ科の野菜です。ウリ科には、つる割病、疫病、つる枯病といった決まった病気がつきまといます。これらの病気を起こす菌は、収穫が終わったあとも、土の中や残った根っこの中で、じっと生き残っています。

そこにまた同じウリ科の野菜を植えると、菌にとっては「またごちそうが来た」という状態です。土の中で待ち構えていた菌が、いっせいに新しい根に取りつきます。1年目は元気に育ったのに、2年目、3年目とだんだん弱っていく。これが連作障害の正体です。

もうひとつ、ネコブセンチュウという小さな害虫も問題になります。目に見えないくらい小さな虫で、根っこに寄生してコブを作ります。コブができると、根が水も養分も吸えなくなって、日中にしおれるようになります。ウリ科はこのネコブセンチュウがつきやすい野菜なんですね。

ですから、キュウリのあとにスイカ、カボチャ、メロン、ゴーヤ、ズッキーニといったウリ科の野菜を植えるのは避けてください。目安として、最低でも2年、できれば3年は空けたいところです。

おすすめの3グループ

[st-step step_no="1"]アブラナ科[/st-step]

白菜、キャベツ、ブロッコリー、大根、カブ、小松菜。秋冬野菜の主力メンバーですね。

キュウリとまったく科が違うので病気や害虫が共通しません。そして何より、種まきや植え付けの時期がぴったり合うんです。キュウリが終わるのが8月の中旬から下旬。白菜の種まきが8月下旬から9月上旬。大根が9月上旬。見事につながっているんですよ。畑を空ける時間がほとんどないので、限られたスペースを効率よく使いたい方には、いちばん現実的な選択肢になります。

[st-step step_no="2"]マメ科[/st-step]

エンドウ、スナップエンドウ、ソラマメですね。マメ科の野菜は、根っこに「根粒菌」という菌と共生していて、空気中の窒素を土の中に取り込んでくれます。つまり、育てるだけで土が肥えるという、ありがたい野菜なんです。

キュウリのあとの土は、正直かなり疲れています。そこにマメ科を入れてあげると、土を休ませながら収穫もできる、一石二鳥になります。ただし、エンドウやソラマメ自体は連作を嫌うので、去年エンドウを作った場所は避けてくださいね。

[st-step step_no="3"]ネギ類[/st-step]

タマネギ、長ネギ、ニンニクですね。ネギ類の根っこには「拮抗菌」という、他の病原菌を抑えてくれる微生物が住み着いています。ネギを育てること自体が、土の消毒みたいな働きをしてくれるんです。

タマネギの定植は11月頃ですから、時間的な余裕もかなりあります。9月、10月の2か月間を土づくりの期間にたっぷり使えるのは大きなメリットです。

[st-kaiwa2 r]結局、どれを選べばいいんでしょう?[/st-kaiwa2 r]

[st-kaiwa1]すぐに次を植えたい方はアブラナ科、土をしっかり休ませたい方はマメ科かネギ類。これで大丈夫です。特に初心者の方には、大根や小松菜がおすすめですよ。大根は直まきできて発芽の力が強く、病気にも比較的強い。小松菜にいたっては30日から40日で収穫できてしまいます。まずは成功体験を作ることが、家庭菜園を続けるコツですからね。[/st-kaiwa1]

[st-mybox title="ポイント①まとめ" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • ウリ科(スイカ・カボチャ・メロン・ゴーヤ・ズッキーニ)は2〜3年空ける
  • おすすめはアブラナ科・マメ科・ネギ類の3グループ
  • 初心者は大根や小松菜から。失敗しにくく成功体験を作りやすい

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ポイント② 片付けと土壌改善をセットでやる

ここからが今日の本題です。結論から言います。キュウリのあとの土づくりは、「根っこを取り除く」「有機物を入れる」「石灰でpHを整える」「2週間休ませる」。この4ステップです。順番も大事なので、ひとつずつ説明していきますね。

なぜ土壌改善が必要なのか

キュウリという野菜には、大きな特徴が2つあります。

ひとつは「肥料食い」であること。実がなり始めてから2週間に1回のペースで追肥をしますよね。あれだけ次々と実をつけるということは、それだけ大量の養分を土から吸い上げているということです。

もうひとつは「根が浅い」ということ。キュウリの根は、地表から20センチくらいのところに集中して広がります。深く潜っていかないんです。

この2つを合わせると、土の表層20センチだけが、集中的に酷使された状態になるんですね。カルシウムやマグネシウムといった、ゆっくり効く成分がごっそり抜けている。その一方で、追肥した窒素やリン酸が中途半端に残っていることもある。つまり、養分のバランスがぐちゃぐちゃになっているわけです。

さらに、多くの方は敷きワラやマルチをしていたと思います。マルチの下は水分が保たれる反面、雨が直接当たらないので肥料成分が偏りやすい。そして土が硬く締まりやすい。土の粒がくっついてできる「団粒構造」という、野菜が育ちやすいふかふかの構造が壊れている状態です。

ステップ1:根っこを徹底的に取り除く

まず最初にやることは片付けです。ただし、ここで大事なのは「つるを切って終わり」にしないこと。株元から、根っこごと引き抜いてください。

そして引き抜いた根っこをよく観察します。チェックしてほしいのが2つ。

  • 根っこに小さなコブがついていないか → ビーズみたいな粒々があればネコブセンチュウの被害
  • 株元を割ってみて、中が茶色く変色していないか → 変色していればつる割病の可能性

もしどちらかが見つかったら、その場所は要注意です。あとでお話しする太陽熱消毒を必ずやってください。

そして、取り除いた根っこやつるは絶対に畑にすき込まないでください。「有機物だから土に還るでしょ」と思いがちですが、これがいちばんやってはいけないことです。病原菌やセンチュウを、わざわざ土の中に埋め込むことになってしまいます。畑の外に持ち出して処分するか、乾かして自治体のルールに従って処分してください。

ステップ2:太陽熱消毒(時間がある方向け)

もし8月中に畑を空けられて、9月下旬以降に次を植える予定なら、太陽熱消毒をおすすめします。

やり方はシンプルです。片付けたあとの畑に水をたっぷり与えて、土の中までしっかり湿らせます。次に透明なビニールマルチで畑全体を覆います。黒マルチではなく透明です。光を通したほうが地温が上がるからですね。すき間ができないよう、周りを土でしっかり埋めてください。あとは2週間から3週間放置するだけです。

これだけで土の中の温度が50度以上まで上がります。ネコブセンチュウも、病原菌も、雑草の種も、かなりの部分が死滅します。薬を使わずにできる、いちばん確実な土壌リセット法です。

ステップ3:堆肥を入れて土をふかふかにする

まず入れるのは堆肥です。ここでのポイントは「完熟したものを使う」こと。おすすめは完熟牛ふん堆肥かバーク堆肥です。

量の目安は、1平方メートルあたり2キロから3キロ。ホームセンターで売っている40リットルの袋なら、畳2枚分くらいの広さに1袋、というイメージです。

なぜ堆肥かというと、養分を足すためではなく土の構造を直すためです。堆肥に含まれる有機物を微生物が分解する過程で、土の粒がくっついて団粒構造ができます。団粒構造ができると、水はけがよくて、水もちもよくて、空気も通る。野菜の根が伸びやすい土になります。だから化成肥料をいくら入れても解決しません。

ここで注意点がひとつ。未熟な堆肥は絶対に使わないでください。まだ発酵しきっていない堆肥を入れると、土の中で発酵が続いて根を傷めます。特に大根を作る予定の方は要注意で、未熟な有機物があると根が二股に分かれる「又根」の原因になります。袋を開けたときに嫌なにおいがせず、土のような香りがするものを選んでください。

そしてもうひとつ、大根やニンジンを作る場合は、そもそも堆肥を控えめにするのが正解です。キュウリに与えた肥料の残り、いわゆる「残肥」で育てるくらいの気持ちでちょうどいいです。

ステップ4:石灰でpHを整える

日本は雨が多いので、放っておくと土はどんどん酸性に傾きます。さらにキュウリの栽培中に追肥として与えた化成肥料も、土を酸性にする方向に働きます。だから、キュウリのあとの土はたいてい酸性寄りになっています。

ところが、後作としておすすめしたアブラナ科の野菜は酸性が苦手なんです。特にほうれん草は、酸性土壌ではまともに育ちません。芽は出ても、そこから大きくならずに枯れてしまいます。

そしてもうひとつ大事なのが根こぶ病の予防です。白菜やキャベツ、ブロッコリーがかかる根こぶ病という病気は、酸性の土で発生しやすくなります。pHを6.5から7.0くらいに保つことが、いちばん有効な予防策なんですね。

使う石灰は苦土石灰がおすすめです。カルシウムだけでなくマグネシウムも一緒に補給できます。マグネシウムは葉緑素の材料なので、葉物野菜を作るなら大事な成分です。量の目安は1平方メートルあたり100グラムから150グラム。両手ですくって軽く2杯分くらいですね。

ただし、ここでひとつ大事な注意があります。石灰は「毎回、なんとなく」入れてはいけません。入れすぎると今度はアルカリ性に傾きすぎて、鉄やマンガンといった微量要素が吸えなくなります。葉が黄色くなる原因になるんですね。

理想を言えばpH測定器を使ってほしいところです。今は千円台から買えますし、一度買えば何年も使えます。測ってみてpHが6.5以上あるなら、石灰は入れなくて大丈夫です。測定器がない方は、去年、一昨年と石灰を入れ続けているなら、今年は半量にするか思い切って抜いてみる。これくらいの感覚でいいと思います。

そして順番も大事です。石灰は堆肥や肥料と同時に入れないでください。特に窒素肥料と一緒に入れると、化学反応でアンモニアガスが発生して養分が空気中に逃げてしまいます。石灰をまいて耕したら、1週間から2週間おいてから肥料を入れる。この順番を守ってください。

ステップ5:元肥は「いつもの半分」から

ここ、初心者の方がいちばんやりがちな失敗です。

キュウリのあとの土には、追肥した肥料が残っていることが多いんです。特に、後半あまり実がつかなくなってからも追肥を続けていた場合、かなりの残肥があります。そこにいつもどおりの元肥をどさっと入れると窒素過多になります。

[st-kaiwa2 r]窒素が多いと、どうなるんですか?[/st-kaiwa2 r]

[st-kaiwa1]白菜は葉ばかり茂って結球しない。軟腐病が出やすくなる。大根は又根や又割れが増える。そして何より、アブラムシがものすごく寄ってきます。窒素が多い植物は、アブラムシの大好物なんですよ。[/st-kaiwa1]

だから、キュウリの後作では元肥はいつもの半分くらいから始めてください。足りなければ追肥で足せばいいんです。多すぎたものは、あとから減らせません。具体的には、化成肥料なら1平方メートルあたり50グラム程度から。前作でしっかり追肥していた方は、もっと少なくてもいいくらいです。

ステップ6:深く耕す

キュウリは表層20センチしか根を張りませんでした。ということは、その下の土はほとんど使われていない状態です。ここを掘り起こして上の土と混ぜてあげると、土全体がリフレッシュされます。

スコップで30センチくらいの深さを目標に耕してください。大変な作業ですが、大根やニンジンを作るなら特に重要です。硬い層があると、そこで根が止まって又根になってしまいますからね。

そして、耕したら2週間は休ませます。この期間に微生物が有機物を分解して、土が落ち着きます。ここを省略して耕した翌日に植え付けをしてしまうと、根が肥料焼けを起こすことがあります。

[st-mybox title="ポイント②まとめ(作業の流れ)" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  1. 根を抜いて取り除く(すき込みは絶対NG)
  2. できれば太陽熱消毒を2〜3週間
  3. 完熟堆肥を1㎡あたり2〜3kg
  4. 苦土石灰を1㎡あたり100〜150g
  5. 1〜2週間おく
  6. 元肥はいつもの半分(1㎡あたり50g程度)
  7. 30cmの深さまで耕す
  8. さらに2週間休ませてから植え付け

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ポイント③ 逆算してスケジュールを組む

3つ目のポイントです。結論から言うと、今日、種まき日から逆算してカレンダーに書き込んでくださいということです。

なぜ逆算が必要なのか

理由は、秋冬野菜には「絶対に遅れてはいけないタイムリミット」があるからです。

夏野菜は、多少植え付けが遅れてもなんとかなります。気温が高いので、あとから追いつくんですね。でも秋冬野菜は違います。日が短くなって気温が下がっていく方向に進みますから、遅れたぶんを取り返すことができません。

特に白菜がわかりやすい例です。白菜は結球するまでに一定の積算温度が必要です。種まきが1週間遅れると、収穫が2週間以上遅れると言われています。そして寒くなる前に十分な大きさになれなかった白菜は、最後まで巻きません。葉っぱが開いたまま冬を迎えて、そのまま終わります。

そして先ほどお話しした土づくりには、最低でも2週間から3週間かかります。この時間を確保していないと、「土づくりを飛ばして植える」か「時期を逃す」か、どちらかを選ぶことになってしまいます。だから逆算が必要なんです。

具体的なスケジュール(中間地基準)

[st-mybox title="種まき・定植と土づくり開始の目安" fontawesome="fa-calendar" color="#4a90d9" bordercolor="#4a90d9" bgcolor="#f5faff" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • 白菜:種まき8月下旬〜9月上旬 → 土づくり開始は8月中旬
  • 大根:種まき9月上旬〜中旬 → 土づくり開始は8月下旬
  • キャベツ・ブロッコリー:定植9月上旬〜中旬 → 土づくりは8月下旬から
  • ほうれん草・小松菜:種まき9月下旬〜10月 → 土づくりは9月上旬でも間に合う
  • 玉ねぎ:定植11月上旬〜中旬 → 時間たっぷり。太陽熱消毒もできる
  • エンドウ・ソラマメ:種まき10月下旬〜11月 → 余裕あり

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お住まいの地域によって前後するので、種袋の裏の記載も必ず確認してくださいね。キャベツとブロッコリーは苗から作るほうが圧倒的に簡単なので、初心者の方はぜひ苗を買ってください。

植え付けたあとの管理で気をつけること

ひとつ目は、防虫ネットです。

9月は実は害虫のピークです。コナガ、アオムシ、ヨトウムシ、アブラムシ。これらが一気に活動します。特にアブラナ科の野菜は虫にとってごちそうなんですね。

だから、種まきや定植をしたその日に防虫ネットをかけてください。「虫がついてからかける」のでは遅いんです。ネットの中に虫を閉じ込めることになってしまいます。すそはしっかり土で押さえて、すき間を作らないこと。これだけで、農薬をほとんど使わずに秋冬野菜が作れます。

ふたつ目は、水やりです。

9月はまだ残暑が厳しい時期です。特に種まき直後は、土が乾くと発芽しません。発芽するまでは土の表面を乾かさないように、朝か夕方にたっぷり水をあげてください。キュウリのあとの畑は、堆肥を入れて団粒構造ができていれば水もちがよくなっているはずです。ここでも土づくりの効果が出てきます。

[st-mybox title="ポイント③まとめ" fontawesome="fa-leaf" color="#27ae60" bordercolor="#27ae60" bgcolor="#f5fff8" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]

  • 秋冬野菜は遅れを取り戻せない。白菜は1週間の遅れが収穫2週間の遅れに
  • 土づくりに2〜3週間かかることを見込んで逆算する
  • 防虫ネットは種まき・定植した「その日」にかける

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まとめ

それでは、今日の内容をまとめます。

[st-step step_no="1"]後作はウリ科を避けて選ぶ[/st-step] アブラナ科・マメ科・ネギ類から選ぶ。連作障害を避けるためのいちばん基本の考え方です。初心者の方には大根や小松菜がおすすめ。

[st-step step_no="2"]片付けと土壌改善をセットでやる[/st-step] 根っこを徹底的に取り除いて、堆肥で団粒構造を作り直して、石灰でpHを整える。そして元肥は控えめに。キュウリのあとの土は表層だけが酷使されて養分バランスが崩れています。ここを直さないと、何を植えても失敗します。

[st-step step_no="3"]逆算してスケジュールを組む[/st-step] 土づくりには2週間から3週間かかります。白菜を作りたいなら、8月中旬には準備を始める。この計画性が秋冬野菜の成否を分けます。

正直に言うと、この後作の土づくりって、地味で面倒くさい作業です。収穫の喜びもないですし、写真映えもしません。でも、ここに時間をかけた人だけが、秋に立派な白菜や大根を収穫できるんですよ。

私自身、菜園を始めたころはキュウリを抜いた翌日に白菜の苗を植えて、見事に失敗しました。虫にやられて、病気が出て、結局ひとつも巻かなかった年があります。あのときに土づくりの大切さを痛感しました。

夏野菜が終わる今の時期は、次の季節へのバトンを渡すタイミングです。ぜひ、少しだけ時間をかけて土を整えてあげてください。土は、かけた手間を必ず返してくれます。